金属製品
株式会社 トーホー
ネームプレートの全国拠点を目指す総合表面加飾処理加工メーカー
 
トーホーのグローバルにかけめぐるネームプレートの数々

  <銘板を製作する表面加飾処理加工メーカー>

 (株)トーホーは、昭和35年設立、当初は写真製版に関連する業務をこなしていた。昭和40年代メッキ企業との連携によりブラックメッキ応用技術を開発。これが当社の飛躍のベースとなった。以降、金属エッチング技術を軸に、銘板メーカーとして成長し、現在では、売上げの半分を占める金属エッチング銘板やアルマイト染色銘板等を中心に、各種看板・サインを製作する表面加飾処理加工の総合メーカーである。
  <ブラックメッキ技術で独自性>

 ブラックメッキは、当時困難とされていたステンレスへのエッチングの色入れを容易にした技術。普及し始めたステンレスで「何とか30年以上、色の剥がれない銘板がほしい!」という、取引先のニーズに応え半年をかけて開発された。ブラックメッキを塗料と密着させることで、色の剥離を押さえ、半永久的な超耐候性の実現が可能で、耐久性を要求される重電、電気、工作機、船舶などの銘板に最適。種子島宇宙ロケット基地やニューヨークの車両等のネームプレートに採用された実績も誇る。
 また、超大型のエッチング機械を保有する点も当社の強み。大型加工に対応できる1,500巾×6,000ミリ規模の設備は、業界でも数少なく、超大型銘板など当社技術の活用範囲を大きく広げた。

<地球環境にやさしいネームプレートで市場創造>

 弊社は、国際規格ISO 9001に基づく「品質マネージメントシステム」並びにISO14001に基づく「環境マネージメントシステム」を確立。品質・環境に配慮した生産システムから生まれる製品において、今後ますます要求されるお客様のグリーン調達にお応えします。
  <ネームプレートの全国拠点を目指す>

 今後は、銘板に限らず、装飾パネルなど表面処理技術の新しい用途開発を試みる。既に、エッチング処理後のステンレスの持つ特性を活かして、エスカレーターのステップや手すりパイプとして採用され、海外においても大好評で大いに注目されている。
 市場規模の拡大方針のもと、既に、活発な営業展開をしている関東地域に続いて、中部地域への進出を考えており、ここ尼崎で「ネームプレートの全国拠点を目指したい」と、社長の上村氏は語る。
 
株式会社 トーホー
〒660-0805 尼崎市西長洲町2丁目5番25号
TEL(06)6401-0262(代表) FAX(06)6489-3326
e-mail:info@toho-np.co.jp URL:http://www.toho-np.co.jp

代表取締役社長 上村勝敏
創業年:1960(昭和35)年
資本金:4,940万円
従業員:95名
主要営業品目:エッチング銘板、アルマイト染色銘板、スクリーン印刷、インクジェット・静電プリント製品、イオンプレーティング加工など
独自技術など:ブラックメッキ技術、ステンレス・エッチング点字サイン(特許)、超大型エッチング設備
 


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